冬の散文

信号待ちの間、意図的に何度も呼吸をしてみる

冷気が肺に刺さるのを心地よく感じる

そうしなければ日々に意思を喰われてしまいそうだから

書かなければ雲散無想のままに自分が薄れて消えてしまいそう

ココロに秘めておけばいいだけのモノ達よ

 

老いて感覚が鈍れば死への恐怖も薄まるのであろうか

そうであれば救いだなと思う

誰しもに救いがない現実を「そんなものだろう」と肯定的に受け入れることがココロの慰めになるのであれば、それも救いだなと思う

 

なんだ、救いはゴロゴロ転がってるじゃないか

10年前の僕よ

5年前の僕よ

5年後の僕よ

子供の頃のココロよ


生きているよ