新しい街で暮らし始めて

新しい街で暮らし始めてもうそろそろ一月が経つ。

段ボールは全部片付いて、生活に必要なものも一通り揃った。

インターネットもやっと開通したからこうしてブログが書ける。

 

ここはとても静かな街で人とお店が少なく自然が多い。

僕の家の前は川になっていて、毎日川沿いを歩いて駅に行き来する。帰りの構図が上の写真で左手に川、右手には染井吉野。

来年の桜の季節が楽しみだ。

 

駅に向かうには橋を渡る。

橋の上から見る川の景色がとても好きだ。立派な水門が中心に構えられ、両脇の樹々は風に揺れている。そして真っすぐに走る川はさざ波を立て水面は光輝く。

水門には毎日行ってきますとただいまを言っている。

時間がある朝や疲れて帰る家路の途中に僕は少しの間、立ち止まってこの景色を見ている。

 

小さい商店街はのどかで古き良き日本を感じる。19時くらいになるとほとんどのお店はシャッターを閉めてしまう。みんなゆったり生きているように感じる。

歴史を感じさせるお寺なんかも町中にたくさんあって風情がある。

 

近所には日本庭園があって、今の季節は過ごしやすくとても美しい。そこは小さな和の世界。樹々、花、虫、亀、鯉、野鳥たち。


ランチをした後に庭園を散歩してゆっくりと昼下がりを過ごした。岩を踏む感触が心地よい。普段の生活で忘れてしまっていることを思い出す。自然の気持ちよさや楽しさ、命。

自分が日本人であることが少し実感できた。

 

先週の日曜日は新宿でライブをした。

その中で新曲を一曲披露した。その曲にはこのブログのタイトルを冠した。

 

「かけがえのない虚ろな日々」

 

ツリーアイぐらいエネルギーを込める事が出来た曲だと思う。

僕の身の回りでは最近、生活環境に大きな変化がある友達が多い。人はみんな移り変わって行く。ずっと同じ場所に留まる事はない。そう、過去の友達・恋人と疎遠になって行くことは自然なことなんだ。

僕はそんな人生の中、「僕と君の絆の形が例え変わってしまってもその絆自体は永遠に切れないものであって欲しい」という願いをこの曲に込めた。

僕は覚えている。遠く離れてもあれは実際にあったことで、僕の胸を今でも震わせる。

 

そしてこれからの毎日を大切にしたい。週末を待つのではなく。

僕は一日一日を更新して人生を作っていく。

ライブに来てくれた友達に感謝。ありがとう。

僕の好きな街で君を案内したい。