シリア騒乱について

昨日は現在も続いているシリア騒乱のドキュメンタリーに基づいた舞台「息をひそめて」を観ました。

シリアの騒乱はもう2年半ほども続いており舞台の中に出て来た映像では僕が今までに観たどんな戦争映画よりもぼろぼろになっている街が映し出されていた。

 

僕はチュニジアのジャスミン革命から始まるアラブの春を関心を持ってチェックしていたけれど長過ぎるリビアの内戦からさらに長過ぎるシリアの内戦で徐々に関心が薄れていっていた。

ネットのニュースを観ていても政府側がどこどこで虐殺したとかイスラム原理主義のグループがどこで虐殺したとかで何が正しい情報でどこの勢力が正しい勢力なのかもよくわからなかった。

ただ漠然とアサドが悪だとは思っていたけど、100%の悪なのかわからなかった。

 

シリアでは騒乱当初から活動家に対する拘留・拷問が行われていた。

そんなのよく聞く話だと思ってたが、実際に目の前でみる激しい暴力は舞台でも胸が痛くなった。

僕は本当に想像力に欠けていた。

ある夜に母親と娘がモスクから祈りの声が聞こえてきたのに対して自分達も窓辺に立ち、アラーアクバルと祈りを唱えた。次の瞬間娘は政府側のスナイパーに射たれた。娘は死んだ。

母は復讐の為だけに生きる人になった。漫画とかでよくある話だ。それは実際に起こっているんだよ。

僕は本当に想像力に欠けていた。

 

国は本当は国民を守らなければいけないのにアサドの政府側は一般市民を平気で殺害する。

それで自分はTVで知らぬ存ぜぬと言う。狂っている。

テレビは国営のみの1チャンネルで情報は制限されている。

被害のない一般地域の人はどんな虐殺が行われているかを全くわかっていないので変わらずに現政権のアサドを支持する。そんな支持者をマスコミが取り上げる。第三者の目からも真実がわからなくなる。

 

シリアの活動家も一般人も難民も早く内戦が終わってくれることを今まさに願っているが、その為には他国の、国連の介入が必要だ。

なのにロシアと中国は拒否権を発動して自由シリア軍への軍事支援を中断させた。

シリアの人達には絶望しかない。

ロシアは対米関係(ようは国のメンツ)や自国内の民族問題に干渉されたくから他国にも干渉しないという理由らしい。そんなものはおかしい。困っている人のことをまず第一に考えて助けなければならない。メンツなんてどうでもいい。

フランスやアメリカも一時介入を予期したが、自国の経済状況や自国民の豊かさの方が失われる命よりも大事だとジャッジした。本当におかしいと思う。

シリアの人達には絶望しかない。

 

僕はこの内戦が本当に早く終わって欲しいと思う。

まだそのきっかけすらも見えていない。

偽善のつもりはないが何もしない方が偽善よりもなお悪いと思った。

行動しても結果がでなければ意味が無い。が、行動しなければ結果はついてこない。

 

何か出来ることを探したいと思っていたらシリアの平和を願う署名を見つけた。

 

みんなも署名をお願いします!

 

キャンペーン|シリアの平和を願う署名に協力して下さい!

http://www.change.org/ja/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%83%B3/%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%81%AE%E5%B9%B3%E5%92%8C%E3%82%92%E9%A1%98%E3%81%86%E7%BD%B2%E5%90%8D%E3%81%AB%E5%8D%94%E5%8A%9B%E3%81%97%E3%81%A6%E4%B8%8B%E3%81%95%E3%81%84?utm_campaign=new_signature&utm_medium=email&utm_source=signature_receipt#